反革命政権(沿アムール政権)で加刷された切手
1921年5月16日 ウラジオストックに出兵した日本軍の支援を受けてメルクーロフを首班とする軍隊とセミョーノフ軍の残党であるカッペリ兵団がクーデターにより、極東共和国の沿海州政庁を打倒、メルクーロフが樹立した反革命政権を白軍の旧帝政軍将軍ヂェチェリヒスが、この政権を改組して「沿アムール臨時政府」が発足しました。
1922年10月25日に日本軍がシベリアから撤退した事により総崩れとなり消滅しています。
短期間ではありますが、ウラジオストック反革命政権(沿アムール政権)でも沿海州で使用する為の切手が発行されています。
反革命政権(沿アムール政権)沿海州で加刷された切手
コルチャーク政権下で帝政ロシアの普通切手に額面35копと70копを加刷された切手に反革命政権(沿アムール臨時政権)が沿海州で使用する為に政権名を加刷・発行した切手を紹介します。
以前に「帝政ロシアの2коп普通切手(目打有)」にコルチャーク政権下で額面35копを加刷した切手に政権名「ПРИАМУРСКИЙ ЗЕМСКИЙ КРАЙ」を加刷・発行された切手は投稿済ですが、今回は、昨年度末にフィンランドのセラーから購入しましたコルチャーク政権下で70копを加刷した切手が届きましたので紹介いたします。
コルチャーク政権下で額面35копを加刷した切手は目打有の切手ですが、今回紹介します70коп切手は無目打無切手となります。
何れも使用済切手で収集できましたが、残念な事に消印は判読できません。
このマテリアルに関しては、オークションに出品(処分)予定をしております・・希望される方は、「russee@outlook.jp」迄、連絡を下さい。
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