チタ(極東共和国)発行切手の使用例【満州里 宛】

チタ極東共和国発行切手

チタ(極東共和国)発行切手の使用例【満州里 宛】

1922911日にЧИТА(チタ)で投函されて、19229SEP)月12日に満州里(MANCHOULI)に届いた葉書です。

使用された切手(郵便料金)

192046日、ベェルフネウヂンスクでザバイカル地方制憲大会が開催されて「極東共和国」が樹立しています。

同 年8月、チタに駐屯していた日本シベリア出兵軍が撤退すると首都をベェルフネウヂンスクからチタへ移しています。

192111月~12月に極東共和国の全領域で使用する為の郵便切手10種類(1коп~50коп)が額面価格で発行されました。

切手には、極東共和国の紋章を描いた独自の図柄であり、それらは極東共和国の国立印刷所で白紙にリトグラフ印刷された目打の無い郵便切手です。

この葉書には「1коп切手が2枚」と「10коп1枚」の12копの切手3枚が使用されていますが、この郵便料金が適正なものか否か不明です。

19221025日、日本シベリア出兵軍の撤退により極東共和国の必要が無くなり、1115日にソビエト連邦は極東共和国を併合しロシア革命に伴う内戦は終了しています。

このマテリアルに関しては、オークションに出品(処分)予定をしております・・希望される方は、「russee@outlook.jp」迄、連絡を下さい。

 

 

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