肥前 轟木~長崎 経由 露領浦潮斯徳港 宛
1893年(明治26年)10月11日に肥前(佐賀県)轟木局で投函されてNAGASAKI(長崎)経由で、ВЛАДИВОСТОКЪ(ウラジオストック)のドイツ商館に宛てた郵便です。
宛名に「露領 浦潮斯徳 港」と書いてあり、私の収集範囲を逸脱したカバーではありますが、何とも言えない魅力を感じて入手(衝動買い)したカバーです。
使用された切手(郵便料金)
この時代の国外宛の郵便利用金に関する知識は無く不明ですが、U小判2銭切手3枚・6銭(SEN)分の切手が使用されており、料金不足の標示も無く届いている処から適正な郵便料金と思われます。
日本は明治37年(1904年)2月4日にロシアとの国交を断絶しており、日露戦争が開戦されました。
拠って、日露戦争の10年程前の郵便です。
このマテリアルに関しては、オークションに出品(処分)予定をしております・・希望される方は、「russee@outlook.jp」迄、連絡を下さい。
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