コルチャーク政権下で発行された額面3рубль切手の加刷ミス
前回と同様にコルチャーク政権下で帝政ロシア時代の7коп普通切手に額面3рубльを加刷した切手を紹介します。
この切手を使用したカバーはディック・シェイパー・コレクションから入手できていますが、勿論、加刷ミス切手ではありません。
(改めて後日、再度紹介します。)
今回紹介します額面3рубльを加刷した切手にも額面が上下逆の加刷となったり、二重に加刷された切手がありますが、使用済切手では見たことはありません。
コルチャーク政権下の郵便料金から額面5рубль加刷切手と同様に高額な為か、荷物配送用等に使用されるケースが多く一般郵便物に使用されることは少ない様に感じます。
但、1919年7月に郵便料金が変更され国外の郵便料金は1рубль・重量郵便は(書留郵便)は3рубльとなっています。
とすれば、この切手を使用したカバー等が今後、オークション等に出品される可能性に期待する事とします。
額面3рубль加刷ミス切手
左側から【通常の加刷】・隣が【額面が上下逆に加刷】・その隣が【額面が二重に加刷】された切手ですが、何れも未使用切手での収集となります。
私にとって消印の無い未使用切手は何処か収集の魅力に欠けます。
消印が判読可能な切手が最高ですが、判読できなくても消印の有る切手には役目を終えた達成感を感じて、コレクションしていても楽しくなります。
このマテリアルに関しては、オークションに出品(処分)予定をしております・・希望される方は、「russee@outlook.jp」迄、連絡を下さい。
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