コルチャーク政権発行切手使用【日本・横濱 宛】

コルチャーク政権下の使用例

Happy New Year!

コルチャーク政権で発行された切手を使用したコルチャーク政権下のカバーから紹介します。

eBay(米国のセラー)で購入したマテリアルです。

1919626日にВЛАДИВОСТОКЪ(ウラジオストック)で投函・検閲を受けた日本(横浜)宛の郵便ですが、日本での着印はありません。

使用された切手(郵便料金)

使用されている切手は帝政ロシア時代の2коп普通切手にコルチャーク政権下で額面35копを加刷した切手です。

コルチャーク政権の郵便料金は「国内宛が35коп」「国外宛が70коп」であり、コルチャーク政権下で加刷された切手を使用したカバーでは良く目にする切手です。

別途、額面70копを加刷した切手も発行されていますが、35коп加刷切手に比べると比較的少ない様に感じます。

35коп加刷切手は、おそらく郵便料金に合わせた額面加刷と思われます。(私の私見です。)

但、7月には新しい郵便料金を採用しています。

検閲印に付いての疑問

コルチャーク政権下で額面を加刷・発行されたカバーに箱型の検閲印が見受けられますが、この検印は「コルチャーク政権が実施」しているのか? 革命軍(赤軍)である極東共和国側が実施されたか?不明です。

ВЛАДИВОСТОКЪ(ウラジオストック)の検閲印のナンバーは、検閲地域・場所の番号を表わしているのか? 部隊名なのでしょうか? 他にも №11 №14 №18 が見受けられます。

この検閲印に付いて、ご存じ方、教えて下さい。願いします。

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