コルチャーク政権下で発行された額面1рубль切手の加刷ミス
前回と同様にコルチャーク政権下で帝政ロシア時代の4коп普通切手に額面1рубльを加刷した切手を紹介します。
額面1рубльを加刷した切手にも額面が上下逆に加刷にされた切手がありますが、目打無の切手に関しては収集できておりません。
目打無の切手(額面加刷が上下逆となっている)が国外のオークションに出品された事は確認できていますが、残念な事に未だ収集はできておりません。
但、何れも未使用の切手であり、使用済の切手・これらの加刷ミス切手を使用したカバー等に付いては見た事がありません。
額面1рубль加刷ミス切手
左側が通常の加刷であり、その右隣の切手の額面が上下逆に加刷されていますが、何れも未使用切手での収集となります。
やはり私にとって消印の無い未使用切手は何処か収集の魅力に欠けます。
消印の判読可能な切手が最高ですが、判読できなくても消印の有る切手には役目を終えた達成感を感じて、コレクションしていても楽しくなり魅力を感じます。
この1рубль加刷切手が使用されたカバーも1点が収集できていますが、比較的少ない使用例だと思います。
コルチャーク政権下で帝政ロシアの普通切手に独自の額面(35коп~5рубль)を加刷した切手には目打有・目打無を含めて10種類ありますが、何れもシート単位で額面加刷がされたものと推察され、この切手の1シートすべての額面加刷が逆になっている切手を見た事があります。
(国外のオーク旬に出品されていましたが価格に付いては記憶がありません。)
拠って、コルチャーク政権下で帝政ロシアの普通切手に独自の額面(35коп~5рубль)を加刷した切手の加刷ミスは、それほど珍しい切手では無いと思われます。
私は見た事がありませんが、これらの加刷ミス切手の使用済・使用したカバー、となると珍品に違いないと思われます。
このマテリアルに関しては、オークションに出品(処分)予定をしております・・希望される方は、「russee@outlook.jp」迄、連絡を下さい。
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