コルチャーク政権崩壊後の葉書【哈爾賓 宛】

コルチャーク政権崩壊後の使用例

コルチャーク政権崩壊後にイルクーツク~哈爾賓宛の葉書

1921515日にイルクーツク(ИРКУТСКЪ)で投函(2ヵ所に消印)されて、61日に哈爾賓(HARBIN)に届いた葉書です。
国外のオークションで入手したものですが下記の出品者の説明がありました。
1921515日にイルクーツクで投函された葉書ですが、消印をする機械に上下逆に入れた為に切手に消印されずハルビンに到着した為にハルビンの郵便局で国際ルールに従って償還(消印)されたハガキ」とする説明がありました。
確かに下部にある差出局であるイルクーツクの消印を上部に移動すれば、切手が消印されると・・・・自分なりに納得でき入手したカバーです。

使用されました切手(郵便料金)

ロシア帝政時代の3коп普通切手にコルチャーク政権下で額面「50」を加刷・使用された切手です。
19197月にコルチャーク政権下の国外宛の郵便料金は1рувに改正されており、葉書の料金を半額と見做せば適正な郵便料金となります。
但、コルチャークは1920115日・革命軍【赤軍】にイルクーツクで逮捕、27日には銃殺されています。
拠って、コルチャーク政権【白軍】は既に崩壊しており、コルチャーク政権崩壊後の使用例となります。

このマテリアルに関しては、オークションに出品(処分)予定をしております・・希望される方は、「russee@outlook.jp」迄、連絡を下さい。

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