モスクワのエスパニヤ(スペイン)領事館郵便
差出人は、1916年9月19日に帝政ロシアのMOCKBA(モスクワ)のエスパニヤ(スペイン)領事館から差出されれて、10月11日にコペンハーゲンに届いた郵便です。
webで国外のオークション等を閲覧できるようになった頃(20年程前)から「大使館郵便」とか「領事館郵便」を見つけると購入していましたが、収集できましたのは5点程です。
特に青色(紫色)のインクで領事館・大使館の名称がスタンプされているカバーに魅力を感じてコレクションしていました。
CONSULADO DE ESPANA KN MOSCOW
1917年のロシア10月(11月)革命に勝利したレーニン政府が発足するとロシア内戦が起こり、首都がモスクワに移されました。
この郵便は首都がモスクワに移る前に既にエスパニヤ(スペイン)領事館はモスクワに設置されています。
そのような帝政ロシアの末期にエスパニヤ(スペイン)領事館モスクワから差出された郵便であり、エスパニヤ(スペイン)領事館モスクワの青色(紫色)印が確認できる興味の湧くカバーです。
使用された切手(郵便料金)
帝政ロシアの普通切手10коп×3枚・7коп×4枚・4коп×4枚で70коп分の切手が使用されており、帝政末期の使用例ではありますが、ロシア10月(11月)革命前の適正な郵便料金となります。
もう一点は2022年7月2日に投稿しましたウラジオストックのスウェーデン領事館から東京(日本)のスウェーデン公使館宛の郵便ですが、裏面に領事館の青色(紫色)のスタンプが綺麗に捺印されています。
このマテリアルに関しては、オークションに出品(処分)予定をしております・・希望される方は、「russee@outlook.jp」迄、連絡を下さい。
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