田沢切手使用【チェコスロバキア軍】郵便

帝政ロシア末期~シベリア内戦

チェコスロバキア軍【在日本購買課】使用郵便

192019日に東京(麻布仲町郵便局)で投函されて、翌日20日の日付のTOKIOの消印が確認できます。

ニューヨーク(1920218日と20日付の中継印)経由でチェコスロバキア共和国宛の書留郵便です。

差出人(PURCHASING COMMISSION IN JAPAN)

使用されています封筒には「チェコスロバキア軍・経理部・在日本購買課」と印刷されており「PURCHASING COMMISSION IN JAPAN」のスタンプが確認できます。

連合国(イギリス・フランス・アメリカ・日本など)によるロシア革命に対する軍事干渉が始まり日本軍はアメリカ軍と共に19188月にシベリアへ出兵しています。

シベリアに抑留されているチェコスロバキア軍団の捕虜救出を口実にした出兵ですが、実質的には反革命軍(白軍)を支援しロシア革命軍(赤軍)を倒すことでした。

結果的には反革命軍(白軍)が崩壊、日本軍を除く米英仏軍はシベリアから撤退しましたが、最大の兵力を派兵した日本軍は19221025日(樺太では25年)迄シベリアに留まった。と云われています。 

                                                                                              この郵便が投函された年号(1920年)からシベリア出兵と関連付けて収集しましたが、東京に「チェコスロバキア軍の経理部・在日本購買課」が存在していたとすれば、武器弾薬等々の軍事物資を日本から購入していた可能性があります。

以前に投稿しましたコルチャーク及びセミョーノフが取得した「帝政ロシアの金塊」の疑惑と共に、その金塊の一部がチェコスロバキア軍に渡ってとする金塊に関する疑惑も浮上するかもしれません?あくまでも根拠の無い私見(妄想)です。

何れにしても日本とのチェコスロバキア軍との深い繋がりが見受けられるカバーだと思われます。

使用された切手(郵便料金)

田沢切手10銭切手2枚・4銭切手1枚・2銭切手1枚が使用されており、合計で26銭切手が使用されています。

国外宛の書留郵便は20銭と記憶していますが、この郵便料金が適正か否かは不明です。

郵便料金と共に「チエッコスロワアク軍 経理部 在日本購買課」に付いての情報提供をお願い致します。

このマテリアルに関しては、オークションに出品(処分)予定をしております・・希望される方は、「russee@outlook.jp」迄、連絡を下さい。

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