スウェーデン領事館~東京宛の郵便
ВЛАДИВОСТОКЪ(ウラジオストック)スウェーデン領事館~東京スウェーデン公使館宛の郵便
使用された切手
使用切手は何れも帝政ロシア時代の普通切手10枚で額面3рув5копとなります。
上段に・・・・・【1рув】 ・・ 【35коп】・【50коп】・【70коп】4枚の切手下段に【1коп】・【2коп】・【3коп】・・・・・・【4коп】・【15коп】・【25коп】6枚の切手が使用されています。
1919年8月21日にВЛАДИВОСТОКЪ(ウラジオストック)のスウェーデン領事館~東京のスウェーデン公使館宛に投函され、8月26日にTOKIO(麻布)に届いたカバーです。
又、裏面にウラジオストックのスウェーデン領事館の印(紫)も確認できます。
郵便料金
出品者の説明によりますと1919年7月にコルチャーク政権では新しい郵便料金を導入しており、国外の郵便料金は1рув・重量郵便(書留郵便)3рувであり5копのオーバーフランクとの事です。
1919年7月 改正以前の コルチャーク政権下の適正な郵便料金は70копであり、偶然にも郵便料金の変換時期のカバーとなりました。
私は、郵便料金の変換時期のカバーであると云う事より、シベリア出兵軍の支援を受けてコルチャーク(白軍)と革命軍(赤軍)との激戦下に帝政ロシア時代の普通切手を左側から1копから順に上下2段に分けて10枚の切手を几帳面に縦・横と上・下が揃えてあり、ここまで綺麗に揃えて切手を貼ってあるカバーに魅力を感じます。
おそらく切手収集家か郵趣に関心のある差出人だと思われます。(と思いたい。)
このマテリアルに関しては、オークションに出品(処分)予定をしております・・希望される方は、「russee@outlook.jp」迄、連絡を下さい。
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