帝政ロシアの2копグリーンGSラッパーに「ДВР」加刷

沿海州政権発行切手

帝政ロシア時代の2копグリーンGSラッパーに「ДВР」加刷

1922823日にВЛАДИВОСТОКЪ(ウラジオストック)で投函されており、アメリカ経由(Via america)Hamburug宛のラッパーと思われます。

 使用されたラッパーと切手

19201213日 ヴラジオストクに「極東共和国 沿海州臨時政府 (浦塩臨時政府)」が成立しました。

帝政ロシア時代の切手に極東共和国(Дальне восточная Республика)を表す略号ДВР を加刷して極東共和国沿海州用の郵便切手としました。

使用されました「1890年に発行された帝政ロシア2копグリーンGSラッパー」に極東共和国の略号ДВР 加刷したラッパーが使用されています。                                                                       

1921526日にヴラジオストクの「極東共和国 沿海州臨時政府 (浦塩臨時政府)」を打倒して、ウラジオストック反共政権(沿アムール臨時政権)が発足。

この政権が1921年7月に発行した4種類【2коп・4коп・5коп・10коп】の内4коп切手2枚が加貼されています。

拠って、ラッパーが2коп4коп切手が2枚で10коп分の切手貼ってある事となりますが、ラッパー中央の縦線の左上部に切手1枚剥がれた痕跡があり、実質的な額面は不明です。

このマテリアルに関しては、オークションに出品(処分)予定をしております・・希望される方は、「russee@outlook.jp」迄、連絡を下さい。

 

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