チタ(極東共和国)発行切手使用郵便

チタ極東共和国発行切手

チタ(極東共和国)が発行した切手の使用例

 1923年7月4日にВЛАДИВОСТОКЪ(ウラジオストック)で投函されて1923年7月29日(1923.JAN.30)にNEW YORK に届いた書留郵便です。

1923年7月7日にYOKOHAMA ( 横浜)の中継印が確認できます。

チタ(極東共和国)

1922年10月25日に日本軍がシベリアから撤退した事により極東共和国の必要が無くなり1922年11月15日に社会主義連邦ソビエト共和国は極東共和国を併合してロシア革命に伴う内戦は終了しました。

拠って、この郵便物がウラジオストックで投函された時点で、既に極東共和国はロシア社会主義連邦ソビエト共和国に併合されており、併合後の郵便物です。

通貨制度の統合の為に極東地域で使用する独自の加刷切手の発行が1923年迄、続けられています。

私のコレクションでは1923年10月6日が、現在の処、最終使用例となっています。

使用された切手(郵便料金)

192111月、チタ(極東共和国)で極東共和国全域で使用する為に「極東共和国の紋章を描いた」独自の図柄と額面で10種類(1КОП50КОП)の切手が発行されています。

ここで使用されている切手は20КОП切手2枚(40КОП)です。

確証はありませんが、同時代の極東共和国で使用された他のカバー等と比べても「国外宛の書留・郵便料金」であれば、適正な郵便料金と思われます。

このマテリアルに関しては、オークションに出品(処分)予定をしております・・希望される方は、「russee@outlook.jp」迄、連絡を下さい。

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