コルチャーク政権発行切手使用【СТАРЛИТАМАУК??宛】

コルチャーク政権下の使用例

コルチャーク政権発行50коп加刷切手使用    

1919620日にИРКУТСКЪ(イルクーツク)で投函されて、着印の一部から宛名はСТАРЛИТАМАУК?と思われますが明確に読取れませんが、年号1919628日)は確認でき、10日間程度届いており国内便と思われます。

国外のオークションハウスより入手したものですが、入札者が私一人の為に最低価格で落札できたものと記憶しています。

但、セラー側から「殆ど説明は無く」入札と同時にメールで問合せしましたが、返事は頂けませんでした。

使用されています切手(郵便料金)

使用された切手は、帝政ロシアの3коп切手にコルチャーク政権で額面50копを加刷した切手が使用されています。

帝政ロシアの3коп切手は「目打有」と「目打無」がありますが、ここでは「目打有」切手に額面50коп加刷切手が使用されています。

1919年7月の郵便料金変更前には、このように35коп加刷切手と共にコルチャーク政権下では比較的多く使用されている切手です。

コルチャーク政権での国外宛の郵便料金は70копであり、葉書の郵便料金は35копで可?ではないかと思われますが、確証はありません。

19197月以降のコルチャーク政権下での国外宛の郵便料金は1рубль・重量郵便(書留郵便)3рубльであり、国内宛の郵便料金を半額50копと見做せば、適正な郵便料金となります。

今回、紹介しましたイルクーツクから1919620日(19197月の郵便料金変更前)に投函されており、35коп加刷切手1枚を使用すれば良いと思われます。

着印の判読は不明ですが、10週間程度で届いていますので国内便だと思われます。

とすれば国内便と思われますが、疑問の残るハガキの使用例です。

このマテリアルに関しては、オークションに出品(処分)予定をしております・・希望される方は、「russee@outlook.jp」迄、連絡を下さい。

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