極東共和国（沿海州政府）発行切手使用【日本宛】郵便

ウラジオストック極東共和国（沿海州政府）発行切手の使用例

ウラジオストック極東共和国（沿海州政府）が発行した切手を使用した日本（OSAKA）大阪　宛のカバーです。

1921年4月6日にВЛАДИВОСТОКЪ（ウラジオストック）で投函されて、1921年4月16日にOSAKA（大阪）に届いています。

使用された切手は1920年にウラジオストック極東共和国沿海州用の郵便切手として帝政ロシア時代の14коп切手に額面20КОПとДальне　восточная　Республика極東共和国を表す略号「ДВР」を加刷して発行された切手1枚が使用されています。

確証はありませんが、他のカバーとの比較から「この時期の極東共和国での国外宛の郵便料金は、20коп」であり、おそらく適正な郵便料金だと思われます。

1921年5月26日　ウラジオストックに駐留していた日本軍の支持の基にメルクーロフが首班の軍隊とセミョーノフ軍の残党【カッペリ兵団】によるクーデターで極東共和国（沿海州政庁）は打倒されています。

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