スェーデン赤十字社オムスク救護隊【赤十字社チタ委員会宛】 

コルチャーク政権下の使用例

スェーデン赤十字社オムスク救護隊【赤十字社チタ委員会宛】国内便

1919726日にОМСКЪ(オムスク)ШВЕДСКАГО  КРАСНЫИ  КРЕСТА Омское  Отдб ле…(スェーデン赤十字社 オムスク救護隊)~ЧИТИНСКИIЙ КОМИТЕТ ПОМОЩИ ШВЕДСКОГО КРАСНОГО(スェーデン赤十字社チタ委員会)宛のカバーです。

使用された切手(郵便料金)

 帝政ロシア時代の普通切手にコルチャーク政権が独自の額面「50 kon」を加刷した切手が使用されています。

コルチャーク政権下の郵便料金は「国外の郵便料金70kon」から19197月に新しい郵便料金を導入しており、国外の郵便料金は1убльとなり、重量郵便(書留郵便)は3убльとなっています。

拠って、国内の郵便料金を半額とみれば適正な郵便料金となります。

但、郵便料金の改正に関しては資料で確認できましたが、国内の料金を半額と見做したのは「あくまで私見」によるものです。

 スエーデン赤十字社

 オムスクはコルチャーク支配地域の本拠地であり、この地において激しい戦闘が繰返されたものと推察できます。

その関係でスエーデン赤十字社によるオムスク救護班が設置されていたか?チタにも同様に赤十字救護班が設置されていたと推察されますが、資料等は無く詳細は不明です。

ご存じ方、ご教示をお願い致します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました