収集内容の変貌

シベリア内戦1919年・郵趣記録

切手収集内容の変貌

ロシアの1番切手~ロシア革命(1917年)迄の切手収集から始まりました私の郵趣が、ロシア内戦(シベリア地域)内戦に関するマテリアルの収集へと転換していった経緯に付いては、既に投稿しました【切手収集の動機】の通りです。

当初、シベリアで発行された切手【コルチャーク政権下で発行された10種類の切手】と【セミョーノフ政権が発行した4種類の切手】を中心に未使用切手の収集から始まり、次に極東共和国で発行された切手の収集へと展開していきました。

使用済切手の収集

シベリアで発行された加刷・切手は、一部を除き「帝政ロシア時代の普通切手に独自の額面(一部聖政権名)を加刷した切手」ですが、比較的単純な加刷の為か?偽造された切ん手が多いとの事であり、偽造加刷を避ける為「使用年月日」とか「使用場所」が確認できる使用済切手を中心に収集しました。

短期間に限られた地域で加刷・使用された切手から「使用年月日」とか「使用場所」が特定できる切手を探すのは非常に困難ですが、オークション等でも未使用の切手より,使用済切手の方が高額な査定がされているように感じます。

拠って、特に消印の収集(マルコフィリー)的なものではありませんが、使用済切手には「役割を果たした」的な感覚を受けて、未使用切手とは違った楽しみを感じる事ができました。

カバー類の収集

使用済切手と共に郵便物(カバー類)等の収集もしていますが、郵便史的な目的では無く収集してきた加刷切手の加刷を確認(真贋の比較)する為のものでしたが、結果的に「未使用切手の偽造より使用済切手の方が加刷と消印の偽造が必要となり困難ではないか?」とか「カバーの偽造は技術的にも困難であり少ないのではないか?」だとか私が感じただけであり、何らか根拠のあるものではありません。

こんな経緯で結果的に「使用済切手の収集」となり、そして、収集できた切手が使用されているカバー類の収集へと変貌していきましたが、収集範囲は当初のまま逸脱する事無く収集できています。

拠って、私の収集は「消印の収集(マルコフィリー)」とか「郵便史」等々を意識しての収集では無く、収集癖が他人より強いだけの切手コレクターです。

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