私の郵趣コレクション
私のコレクション(収集範囲)は「1918年シベリア出兵」~「1922年の日本軍がシベリアから撤退迄」を基本として、シベリアで発行された切手及び、それらの切手を使用したカバー、等々を収集しています。
反革命軍【白軍】コルチャーク政権(10種類の加刷切手)及びセミョーノフ政権(4種類の加刷切手)、革命軍【赤軍】極東共和国が発行した切手(想像以上に加刷切手の種類が多い)を基本として収集をしています。
最近は、シベリア「コルチャーク政権が発行した10種類の加刷切手」と「セミョーノフ政権が発行した4種類の加刷切手」何れも使用済の切手及び其の切手を使用したカバーを中心に収集しています。
郵趣の楽しみ方
以前の投稿(切手収集の動機)・(収集内容の変貌)で紹介しました様に私の場合、使用済切手の収集目的が「消印の収集(マルコフィリー)的なものでは無く、加刷の真贋を選別する目的で始まった収集でした。
使用済切手には「役割を果たした」的な感覚とか感動を受けて、使用年月日・使用された地名(局名)等の情報を得る楽しみを見つけ、未使用切手の収集とは違った楽しみを感じる事ができます。
カバー類に関しても特に郵便史(ポスタルヒストリー)的な目的での収集では無く、「差出された場所(国・地域)・使用された年月日」等々を読取り、時代の共有(歴史的な事件が起きた同じ年月日に同じ場所を経た郵便物)と云うべきか?例えば「城・城跡を訪ねて戦国時代に思いを馳せる」お城の替わりに切手なり、郵便物を通して偲ぶ、と云った楽しみ方です。
郵便史(ポスタルヒストリー)
Webで郵便史コレクションを検索してみますと『郵便史コレクションとは、実際に郵便で運ばれた郵便物(実逓便)を用いて、郵便料金(レート)、郵便経路(ルート)、郵便印などの郵便事業に関わる様々な要素を読み解き、ある特定の時期の郵便事業の変遷を体系的に整理、展開した切手コレクションのことでポスタルヒストリーとも称す。
伝統郵趣のコレクションと違って、郵便史コレクションには基本となるカタログは無く、構成者が自分で主題とその構成を考えて、鑑賞者に簡潔明瞭に示すことが求められる。』と出てきました。
自分のコレクションと比較しても「実際に郵便で運ばれた郵便物(実逓便)を用いて」と「特定の時期の郵便事業の変遷を体系的に整理・展開した切手コレクション」の2項目が、かろうじて該当しますが、特に郵便料金・郵便経路・郵便印等々に付いての知識は殆ど無く、郵便史コレクションと云える内容ではありません。
然しながらコレクションは「まずコレクター自身が楽しまなければならない」「収集品に満足しなければならない」と云ったような内容が書かれた書籍(書籍名称は忘れました)を読んだ記憶があり、まさに私はコレクションする事に楽しみを感じる事ができており、収集できたマテリアル一点、一点に満足しながら楽しんでいます。
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