田沢切手を使用した軍事郵便(日本シベリア出兵)
大正10年(1921年)1月30日に旧大正毛紙切手6銭(SEN)を貼り牛込郵便局で投函された西伯利亜派遣歩兵第五拾八船隊本部宛の軍事郵便(重量便)です。
国内の切手オークションで落札(私、以外の入札者は無く最低値で落札)したマテリアルです。
田沢切手と軍事郵便【シベリア出兵】
シベリアでの内戦に関するマテリアルの収集を目的としてコレクションしてきましたが、あくまで、シベリアで独裁政権を樹立したコルチャーク政権・セミョーノフ政権が発行した切手及び極東共和国として発行した切手が使用されたマテリアルを中心に収集してきました。
日本を始め連合国のシベリア出兵に関連する郵便軍事郵便には魅力的なマテリアルが多くありましたが、収集範囲の拡大を防止する為に軍事郵便であっても『切手を使用した郵便』をと考えて収集してきました。
然し、いつの間にか収集犯を逸脱した田沢切手を使用したマテリアルが増えてきており、田沢切手を使用したマテリアルのカテゴリーを増設する事としました。
田沢切手【旧大正毛紙切手】
私の基本的な収集範囲は、1917年のロシア10月革命~極東共和国がロシア社会主義連邦ソビエト共和国に併合された1922年11月15日迄となります。
1914年―25年に発行された旧大正毛紙切手5厘~1円までの11種類が中心となると思います。(1913年発行の大正白紙切手5厘~1円までの11種類が含まれるかもしれません)
日本政府は1918年8月2日にシベリア出兵を宣告しており、先発隊は8月11日にウラジオストックに上陸しています。
北上して9月4日にハバロフスクへ進駐し沿海州(プリモーリエ州)及び黒龍州(アムール州)を制圧しており、9月18日にはブラゴベェシチェンスクに進駐しています。
田沢切手を使用したマテリアルの収集でシベリア出兵のコレクションを作りたいと思っています。
日本シベリア出兵に関する軍事郵便(基本的に郵便料金が免除されている)郵便は比較的よく目にしますが、切手を使用したマテリアルに厳選して収集したいと思います。
このマテリアルに関しては、オークションに出品(処分)予定をしております・・希望される方は、「russee@outlook.jp」迄、連絡を下さい。
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