チタ(極東共和国)が発行した切手の使用例
1923年1月2日に40КОП(10КОП・15КОП×2)切手を貼りВЛАДИВОСТОКЪ(ウラジオストック)で投函されて、1923年12月24日(1923.JAN.24.)にUSAに届いた書留郵便です。
1922年10月25日、日本軍の撤退により極東共和国の必要が無くなり、11月15日にソビエト連邦は、極東共和国を併合しロシア革命に伴う内戦は終了しています。
拠って、既に極東共和国がロシア社会主義連邦ソビエト共和国に併合されており併合後の郵便物です。
収集初期の頃に「切手含む数十点」の小ロットを国外のオークションで落札できた購入品に含まれていたものです。
使用されています切手(郵便料金)
1921年11月、チタ(極東共和国)が極東共和国全域で使用する為の切手10種類(1КОП~50КОП)が発行されていますが、ここで使用されているのは10КОП切手1枚と15КОП切手2枚の40КОП切手分の切手が使用されています。
1922年11月15日、極東共和国はロシア社会主義連邦ソビエト共和国に併合されたが、通貨制度の統合の為に極東地方使用する独自の加刷切手が発行を1923年迄、続けられています。
又、極東共和国で帝政ロシア時代の切手に独自の額面を加刷された切手も1923年頃まで使用されています。
確証はありませんが、他のカバー等と比べても国外宛の書留・郵便料金とすれば適正な額面と思われます。
このマテリアルに関しては、オークションに出品(処分)予定をしております・・希望される方は、「russee@outlook.jp」迄、連絡を下さい。
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