コルチャーク政権発行切手【70коп】加刷
1919年にコルチャーク政権下のオムスクでロシア帝政時代の普通切手に額面【35коп~5рубль】を加刷した10種類の切手が発行されています。
但、35коп~1рубльは目打無・目打有として分類されていますが実質的には6種類の切手が使用されています。
今回紹介します切手はロシア帝政時代の1коп(黄)切手(目打有・目打無)に額面『70』が加刷された切手ですが、この加刷切手は「目打有」と「目打無」共に収集できています。
コルチャーク政権下での郵便料金は「国外宛の郵便料金が「70коп」であり、35коп加刷切手と同様に共に多く使用された為か?比較的目にする切手ですが、この切手にも「加刷が反転している」とか「加刷の額面『70』が上下にスライドしている等々、「加刷ミス」の変種?が見受けられますが、私は収集できておりません。
画像にあります左側の3枚の無目打切手は「左側からУССУРИС・1920.??.??・ВЛАДИВОСТОКЪ」が確認できます。
中央の4枚ブロクは「ЯОМЫНЬ・ОТКИТВООТЖД・1920.10.26」の消印が確認できますが、何れもコルチャーク政権が崩壊後に使用された切手です。
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