極東州革命委員会が発行した切手の使用例【ハルビン 宛】
ロシア社会主義連邦ソビエト共和国に併合後、極東州革命委員会が発行した切手とチタ(極東共和国)が発行した切手が使用されたカバーです。
1923年10月6日にВЛАДИВОСТОКЪ(ウラジオストック)で投函されて、10月13日にHARBIN(左下の切手に差出局と重なる様に着印があります)へ届いた郵便物です。
使用された切手(郵便料金)
既にソビエト共和国に併合(1922年11月15日)されていますチタ(極東共和国)が、1921年11月~12月に極東共和国の全領域で使用する為の独自の図柄の発行した郵便切手10種類(1коп~50коп)が発行されています。
発行切手には極東共和国の紋章と額面が描かれており、極東共和国の国立印刷所で印刷された。
使用された切手は「3коп・4коп・5коп・7коп・15коп」の5枚34копです。
1922年11月15日に極東共和国はロシア社会主義連邦ソビエト共和国に併合されていますが、通貨制度の統合の為に極東地方で使用する独自の加刷切手の発行が1923年迄、続けられました。
ロシア社会主義連邦ソビエト共和国の普通切手4種類に「Д.В. (極東)の略号」及び「коп」との 間に「ЗОЛОТОМ(コペイカ=貨幣単位)」を黒または赤で加刷した切手を発行しています。
使用された切手は「1коп切手が1枚・2коп切手が2枚」で6копです。
拠って、このカバーに使用された郵便料金は40копとなり適正な郵便料金と思われます。
このマテリアルに関しては、オークションに出品(処分)予定をしております・・希望される方は、「russee@outlook.jp」迄、連絡を下さい。
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