コルチャーク政権崩壊後の切手使用例
コルチャーク政権が加刷・発行した切手を政権が崩壊後に使用された切手カバーです。
1920年7月14日にОМСК(オムスク)で投函されて、БОГОСПОВСКОЕ(ボゴスポフスキー)に、7月18日に届いた書留郵便ですが、コルチャーク独裁政権は既に崩壊しています。
使用された切手
コルチャーク政権下で発行された切手は、帝政ロシアの普通切手に独自の額面(35КОП~5рубль)を加刷した切手10種類(目打有・無を含む)が発行されています。
このカバーには、35КОПと50КОПと70КОПは目打有の切手が使用されており、1рубльは目打無切手3рубльと5рубльは目打有のみ発行されています。
拠って、このカバーには、10рубль55КОП分の切手が使用されており、もちろん適正な郵便料金とは思われません。
おそらく郵趣家か何か記念にコルチャーク政権で発行された切手を使用した郵便物と思われます。
であれば、使用した全てを目打有切手にするとか、もう少し綺麗に揃えて切手を貼ってほしかったと思い残念です。
コルチャーク政権下の発行切手
コルチャーク政権下での発行切手は、帝政ロシア時代の普通切手に独自の額面(35КОП~5рубль)を加刷した切手が発行されています。
既にシベリア関連の切手集収集も20年以上経過していますが、現在に至るも「5рубль」の加刷切手の使用済単片が未だ収集できておりません。
未使用切手に関してはebayオークション・国外のオークション等々、でも時々見かけますが、使用済切手の単片は確認できておりません。
拠って、「5рубль切手が使用されている」このカバーを入手しコレクションしました。
このマテリアルに関しては、オークションに出品(処分)予定をしております・・希望される方は、「russee@outlook.jp」迄、連絡を下さい。
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